オリオン歯科医院 西白井本院です。
本日は「すきっ歯を放置した場合の4つのリスク」について解説いたします。
必ず以下のような状態になるわけではありませんがリスクは上がります。
1:発音に影響が出る
歯のスキマから空気が出てしまいますから、特に「さ行」と「た行」の発音が悪くなりやすいです。学校の先生やアナウンサーなど発音が重要な仕事をしている人は、非常に困ることでしょう。
そうでなくても他人とやり取りをしにくくなったり、コンプレックスが強くなったりして、心にも影響が及ぶかもしれません。
2:虫歯が発生する
すきっ歯を放置していると、歯同士のスキマに物が詰まりやすくなるかもしれません。
スキマが大きいのであれば詰まりにくいのですが、「わずかにスキマがある」というレベルだと食べかすが入り込みやすく、ブラッシングもしにくいですから、虫歯のリスクが上がります。
また、細菌が増殖すれば歯周病になる可能性もあります。
3:噛み合わせに問題が出る
歯のスキマを放置していると上下の噛み合わせに問題が出やすいです。そして噛み合わせに問題があると筋肉やアゴに及ぶ負担が大きくなって、肩コリや頭痛のリスクが上がります。
4:物を噛みにくくなる
噛み合わせが悪くなれば、物を噛みにくくなります。すると食べ物が大きなままで嚥下することになりますから、胃腸への負荷が大きくなってしまいます。そして消化にも問題が出て、下痢や腹痛に見舞われるかもしれません。
また、消化不良になると栄養分の吸収効率が低くなりますから、肌のコンディションが悪くなったり、免疫力が低下したりする恐れがあります。
『おわりに』
すきっ歯を放置しておくと噛み合わせが徐々に悪くなっていったり、虫歯になったりする恐れがあります。
「何もせずにすきっ歯が改善される」ということはありませんから、早めに歯科医院に足を運んで治してもらうことを推奨します。
また、一般の方が「少し気になるけれど、すきっ歯ではないはず」と判断したり、治療方法を決めたりすると、そのまま悪化したり、問題を解決できなくなったりするかもしれません。
ですから「何もなければそれはそれで良い」と考えて、まずは歯科医院に行きましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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《 オリオン歯科医院 西白井本院 》
住所:千葉県白井市大松1丁目22−11