本日も歯周病と全身疾患についてお話しします。

 

《すい臓…糖尿病》

歯周病と糖尿病には相互関係があり、お互いを悪化させる要因となることが最近の研究によって明らかになってきました。

 

歯周病によって発生した細菌が毛細血管に侵入し、インスリンの働きを妨げることで糖尿病を悪化させてしまいます。

 

また、糖尿病により高血糖状態になると、免疫機能が低下し感染症にかかりやすい状態になります。

 

《腹…肥満・メタボリックシンドローム》

歯周病と肥満にも相互関係があることが研究の結果分かってきました。

 

食事の際に一口30回以上噛むことは肥満予防にもなりますので、お食事のさいは良く噛んで食べるようにしましょう。

 

《骨…骨粗しょう症》

骨粗しょう症は、骨の強度が低下し骨折しやすくなる病気です。

閉経による卵巣機能の低下により、ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が低下します。

そうすると、歯を支える骨（歯槽骨）ももろくなり、歯周病を進行させてしまうのです。

 

以上となります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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