こんにちは、歯科医師の大久保です。
年末年始のテレビ特番も見飽きたので、映画「華岡青洲の妻」を観ました。
現在用いられる全身麻酔の源流は、19世紀アメリカの歯科医師がひろめた吸入麻酔にあります。
華岡青洲はそれよりも約40年早く全身麻酔による外科手術を成功させました。
誇るべき日本医術史ですね。
他に世界に先駆けて誇れる日本の医療技術のひとつに、入れ歯があります。
フランスで18世紀中頃に普及し始めるより200年以前に、日本では現在の総入れ歯の原型となる木製の義歯がつくられています。
両者の違い等々については次回ということで…
それでは今年もよろしくお願いします。