オリオン歯科医院 西白井本院です。
やっぱりやめておけばよかった…そんな事態にならないように、インビザラインの治療前、治療中、治療後に、必須のポイントがありますので、ご紹介します。

 

 

1. 治療前:経験豊富な専門家による歯科治療を受ける

インビザラインを成功させるためには、患者さんの診断、治療計画の立案、治療中に発生する問題の解決など、歯科医師が専門知識・経験を持っていることが必要不可欠です。

 

治療が思うように進まない、歯周病で口腔内の状態が悪くなるなど、予期せぬ事態に対応できるよう、インビザラインの専門知識が豊富な歯科医に治療を依頼するようにしましょう。

 

症例を見せてもらったり、クリニックのホームページを見たりすると、参考になるかもしれません。

 

 

2. 治療中:歯科医師の指示を守ること

指示された通りにマウスピースを使用し、一定の時間することで、はじめてインビザライン治療の効果が表れます。

 

20時間というとほぼ丸一日と思われるかもしれませんが、マウスピースは薄くて装着感があまりなく、半透明のデザインなので装着していることが他人にはわかりにくくなっています。

 

期待通りの治療効果を得るためには、決められた装着時間を守ることが不可欠です。

 

 

3.治療中:適切な口腔衛生を保つ

マウスピースは取り外すことができるため、ワイヤーで矯正している場合と比べると、お手入れは非常に簡単です。

 

しかし、治療を計画通りに進めるためには、虫歯や歯周病にならないようにすることが不可欠です。通常の歯ブラシに加え、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使ってしっかりと歯をきれいにしましょう。

 

マウスピースはお湯につけると形が崩れる可能性があるので、お手入れの際は取り扱いに注意することが大切です。

 

定期的に消毒やクリーニングを行い、清潔なマウスピースを維持することが重要です。

 

 

4.治療中:治療中の痛みを我慢しすぎない

マウスピース交換後の数日間は、体が新しい器具に慣れるため、痛みや不快感に悩まされる可能性があります。

 

一方で、治療中は、噛むと痛い、虫歯になりやすい、歯ぐきが腫れるなどの問題が発生する可能性があります。虫歯または歯周病が進んでしまうと、そちらがインビザライン治療より優先される場合があり、その結果、インビザライン治療の期間が長くなる可能性もあります。

 

何か違和感があった場合は、早期に対処するため、すぐに担当医に相談しましょう。治療を成功させ、満足のいくものにするために重要なポイントです。

 

 

5. 治療後: 保定をすること

歯列矯正で歯並びがきれいになったら、元の位置に戻らないようにするための「保定」が重要です。

 

矯正治療では、マウスピースを使って少しずつ力を加えながら、歯を動かしていきます。歯を支える組織の性質により、正しく並んだ歯が元の位置に戻る動きがあります(後戻りともいいます)。

 

このため、理想的な位置に歯並びを整えた後、その位置に固定するための保定が不可欠となります。

 

保定時間については、患者さん自身が判断するのではなく、歯科医師から提示された推奨時間に従ってください。

 

自分で判断して保定を終了すると、完璧に並んだ歯がまたずれてしまう可能性があるからです。

 

 

まとめ:インビザラインで後悔する理由と解決策

この記事では、インビザラインで発生する可能性のある問題と、解決策について説明しました。

 

インビザラインの失敗や後悔を防ぐために最も肝心なことは、実力のある専門の歯科医師のアドバイスを受けることです。

 

インビザラインの治療が成功する可能性を高めたい方は、何か疑問があればすぐに歯科医に相談することをおすすめします。

 

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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