オリオン歯科医院 西白井本院です。
本日は、予防治療の重要性についてお話しします。

 

1.予防歯科について
予防歯科とは、患者さんに定期的に来院していただき、むし歯や歯周病などのお口の中の病気が発症したり、悪化したりしないように検査、治療、生活指導を行うことです。

そうすることで、普段からお口の中の環境を整えて、歯の寿命を長持ちさせることができます。

予防歯科では1本でも多く自分の歯を残すことを目的にしています。自分の歯を多く残すことのメリットはとてもたくさんあります。(後述します)

 

2.予防歯科の重要性
予防歯科を行うことで、むし歯や歯周病のリスクを減らすことができます。もしむし歯が見つかっても早期発見できるため、悪化しないうちに治療することができます。

若い頃から予防歯科を受けることで、普段から患者さん一人ひとりのお口の中の状況に合った、適切な歯みがきを行うことができ、将来的に歯を失うリスクを大幅に減らすことが可能です。

「8020運動」をご存じでしょうか?80歳で自分の歯を20本以上残そうとする運動で、厚生労働省や日本歯科医師会が推進しています。ちなみに歯は全部で28本(親知らずを含めない場合)あります。

自分の歯が20本残っていれば、一生おいしく食事をすることができ、全身の健康にもつながります。

 

3.海外と比べて日本人は予防意識が低い
日本では痛くなったら歯医者に通う人が大半ですが、欧米諸国では痛みが出る前に予防歯科へ通うことが一般的です。

2012年の厚生省国民健康白書統計によると、予防先進国と言われるスウェーデンでは80歳以上の方のほとんどに20本以上歯が残っています。

一方、日本では80歳以上の人で歯が20本以上残っている人の割合は全体の40%程度です。(参考:厚生労働省 平成28年歯科疾患実態調査) 年々増えてはいるものの、スウェーデンと比べると半分ほどの数値です。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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《 オリオン歯科医院 西白井本院 》
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